松柏盆栽(しょうはくぼんさい)

 主に常緑針葉樹類を指して松柏類と呼びます。ゴヨウマツ(五葉松)、アカマツ(赤松)、クロマツ(黒松)、エゾマツ(蝦夷松)、ニシキマツ(錦松)、シンパク(真柏)、スギ(杉)、トショウ(杜松)、イチイ(一位)等です。
 盆栽といえば多くの人が思い浮かべるのがこの松柏類だと思います。その力強さや、それと同時に繊細さ、優雅さを感じさせる佇まいは日本の風景を象徴するものでもあります。丈夫なので育てやすいところも魅力の一つだといえます。

真柏(しんぱく)

 真柏の魅力はなんといってもジン(枝が枯れて白骨化したもの)とシャリ(幹の一部が枯れて白骨化したもの)の美しさです。捻転して大きなうねりとなる幹の迫力も素晴らしいです。